障碍特性を持つ方達と共に働くということ

今年度から障碍者の法定雇用率が2.0%に上がりました。

昨年1年間に新たに一般就労された障碍者の方は確か6万人、 法定雇用率が
引き上げられた今年度はさらに一般就労者数は さらに増加すると思われます。

喜ばしい事実である半面、年間の離職者数も年々増加しています。
昨年度では4万人近くいたのではないでしょうか。

その一般就労されている当事者の方の離職理由のNO1はなんだと思いますか?

「上司が変わったことにより職場で理解や支援が得にくくなり、居ずらくなって辞める」 なんです。

今年1月からはぁもにぃでは就労継続支援事業A型のサービス提供を始めましたが、
一般就労をされている当事者の方が同様の理由で継続が厳しくなり、
福祉就労に 切り替えたいとご相談にこられるケースが何件かありました。

知的障碍や発達障碍の方を雇用している企業等では、一人の上司頼みではなく、
部署全体、組織全体で理解をしていて、彼らが持てる力を最大限に発揮できる ような
サポート体制をとれているところはまだまだ多くないのが現状です。

彼らは一つずつ超スモールステップで、時間をかけ、じっくり取り組んでいった時、
出来ることはちゃんとありますが、習得するまでに何倍も何十倍も時間がかかるし、
応用がきかないので、これが出来たから、(似たようなことだから)あれもできるだろう
とは中々なりません。

でも部署全体、組織全体でそこを理解し、サポートする体制を作れたら、
不器用 ながらもまじめに一生懸命に取り組む彼らに姿に、職場のモチベーションも上がり、
サービスの質も向上し、お客様からも喜ばれ、結果業績も上がる・・・もちろん そこに至るまでには
相応の時間はかかりますが、実証してくれている企業も 少ないですが確かに存在します。

根底にあるのは、障碍の有無に関係なく、誰に対してもそれぞれの違いを認め、 理解し合い、
寄り添い合い、補い合い、支え合うという姿勢をその企業が持って いるということ。

そしてその上で企業として望む成果を上げるという仕組みや力を身につけている

 ということなんだと思います。

では何をしたらそういう姿勢を、仕組みや力を企業が持てるようになるのか?

トップの意識や姿勢がまずそうあることが大事ですが、それをしっかり伝えて いける
組織体制が確立していること。
言葉だけでなく、具体的にどうすればそれを実現できるのかというノウハウ とスキル。

そうして誰かが無理をしてとか、皆が無理をしてとかでなく、誰もがそれぞれに 出来ることを
しっかりと頑張り、その力が集結することで、成果を上げていくことが 可能な仕組みを構築する。

まぁいうのは簡単なんですが、実現するにめちゃめちゃハードルが高い(^^ゞ

そして即効性がある試みや近道はなくて、軸がブレルことなくこれに向って、
それこそスモールステップで一歩ずつ進んでいくしかないんですよね(>_<)

そう思いはぁもにぃでも組織運営をしていこうとジタバタドタバタしながら、
取り組んでいます(先はまだまだ遠いですが(^^ゞ)